3人に1人が癌になる時代、日本人の死亡原因のトップであり、年間30万人が亡くなっている。

肺癌に続いて大腸癌が増えてきている。

胃がん、子宮がんによる死亡率は減少したが、大腸癌、肺癌、肝臓癌、すい臓癌、前立腺癌、乳癌等による死亡率は増加を続けている。

 

え、癌?

201838日、お尻からイボのようなものが出ているのに気が付いた。

市販の薬を買って塗ってみたり飲んでみたりしたが全然良くなる気配はなかった。

しかも、さらに大きくなってきている。

うーん。これはもうダメかと思い、312日に家族がかかりつけの近所の病院に行くことにした。

先生は触診でイボではないことに気づき内視鏡で検査を行った。

ベッドの上で横になった。

少し視線を上げるとカメラの映し出される映像を見ることができた。

カメラに映る自分のお尻の中は、もう見たくないと思うほどだった。

それを見た先生は即座に「癌だね」と言った。

え、癌?

こんな簡単に告知をするの?

一瞬テレビドラマのシーンが頭の中をよぎった。

あまりにも軽すぎる。

手術して取れば治るよと簡単に言っているように聞こえた。

そして肺のレントゲンを撮り、肝臓をエコーで診て転移がないことを確認してくれた。

あと可能性としてはリンパに転移しているかどうかだが、ここでは分からないということだった。

それから先生は淡々と事務処理をするように、北九州医療センターの紹介状を書いてくれた。

 

癌の予兆

1年くらい前から癌で聞く症状と似ているから、もしかしたらとも思っていた。

だから告知を受けた時はショックだった。

その晩はなかなか眠れなかった。

家族や周りで誰も癌に罹っている者もないし、まさか2人に1人が癌になる時代だとは夢にも思っていなかった。

お尻や下腹部辺りを開発しているところだったので、いろいろな症状が好天反応かな?ぐらいにしか思っていなかった。

多少具合が悪くてもヨガをすることでなんとか良くなるだろう、とも思っていた。

 

覚悟

誰もが思うことかもしれないが、なんで自分が?とやっぱり思った。

思ったが直ぐに、この現実を受け入れていた。

どんな人生が待っているのだろうという期待感みたいなものも多少あった。

命に別状はないと思っていたからかもしれない。

それと同時に今までの自分の結果がこれなのか、というがっかりした気持ちもあった。

だから新しい自分に生まれ変われるのかと思うと、この病が人生リセットだと思えた。