2018年3月

  • 入院前の最後のレッスンでした。

    自分の中ではリセットという感じ。北九州に来て14年。鳴かず飛ばずという感じかな。それでも色んな事があった。

    飾らず気張らずあるがままの自分でいれる様にやってきた。それでも色んな人と向かい合う時に見えてくる自分というものを見つめ直す事でアイデンティティや信念を解放してきた。

    体だけのヨガで終わらせたくはなかった。

    今回の自分の見立てでは、癌(これからはポンといいます)というものが未病の状態で身体の中に存在していた。それが時折腰痛という形で自己主張をしていた。骨盤内臀部を見つめ直し解しはじめた時からポンは腰痛とは違った形で主張を始めた。だから自分では身体が解れ動きが良くなる程にポンは大きくなっていった。

    何でだろう?という疑問は残るが、いつか理解できる時がくるだろう。

    食生活や変なこだわりや色々考えられるが今は受け入れる事しかできない。

    あるヨギが交通事故に会って腕がちぎれてしまった。そなヨギは気が動転してパニックになるのではなく自分のちぎれた腕を病院に持って行って繋げてもらった。元には戻らなかったが腕はちゃんと繋がって今でもヨガの指導を続けている。

    ヨガをしていると色々な状況を受け入れる事が出来るようになってくる。それは過去や未来に囚われる心が薄らいでいき、今ここに、心が落ち着いていくからだと思う。

  • 癌と診断されてバタバタと半月が過ぎた。

    診断前は自分で治すのだと気合を入れていたが、医者に行き、みんなに現状を伝え家族の世話になり、症状を受け入れ始めると、そんな気構えはなくなり力が抜けたのか、結構身体はダメージを受けている事に気づいた。

    ヨガをしていたが客観的にまだまだ自分を観る事が出来ず無理をして頑張っていたようだ。正月に会った整体の先生からは「ほどほどに」という言葉を頂いたが、なかなか自分の環境を見回すと頑張らずにはいられなかった。気持ちばかりが焦り、気をもみ、気を使いすぎていた。ここにきてクラスが減り休んでいると特に感じる。

    癌だとみんなに告げ多くの人に励ましてもらった。ヨガを続けるのは無理かなぁと考える事もあるが、最初に診てもらったお医者さんには、ストーマを取り付けるようになってもヨガで頑張れ!みたいな事を言ってくれた。本当にできるのかなぁ?お医者さんに言われるとその気になってしまうのが不思議だ。権威の力は凄い。だから前向きに捉えていく事にした。

    先の事を考えると少しワクワクしてくる。

    瞑想仲間の友人からは詩が送られてきた。思わず涙がでてきた。

    彼の正直な気持ちが伝わってきた。

    今日話した昔からの友達には「いろんな事を体験する為にやったのかもしれないね」と言われた。自分の周りには癌の人は誰もいないのだ。不思議な事だ。

    昔ヨガを教え始めた頃、太った人の気持ちが分からないので太ってみようと思った事があった。そうしたら気持ちがわかるだろうと、一度太ったらなかなか元には戻らない事が分かった。

    今はアバターのワークをしたり、呼吸法をしたり、瞑想をしたり、ヘミシンクをしたり今までやってきた事をもう一度見直してみる余裕が生まれてきた。

    ラインのスタンプも作ってみた。

    https://line.me/S/sticker/3190007

  • 今日病院に行ってきた。

    なんか行けば行くほど、調べれば調べるほど状況が悪くなっていってあるようで、リンパへの転移がたくさん見られるとの事で、明後日また検査になった。

    もはやこれは運命としかいいようがない。

    せっかくの運命、戦うのではなくこの体験を味わい愛でることで人生を豊かに彩る1つの色だと思うことにした。

    検査は結構きつかった。

    元気そうな自分ですが、検査を受けた後は(お尻からバリウムを入れられたり、胃カメラ)結構こたえた。

    術後、抗癌剤の治療もあるようで、結構きついらしい。

    医者にもうヨレヨレだね、と言われた。バリウムを飲んだ後と胃カメラの後気持ち悪いといってベッドで横になっていたからかな。

    手術前に抗癌剤を打って治療するやり方もあるけど弱っているようなのでやめようと言われた。

    頑張ることをやめたのでヨレヨレになってしまった。幼い頃の自分に戻ったようでもあり昔の事を思い出していた。

    明後日はpetとかいう検査で、ぶどう糖を打って調べると癌のところが色が濃く出てわかるそうだ。初めからそれをやればいいのに、やたらお金を遣わされる。

    癌の進行状況によっては治療方法も変更してもらわないといけなくなった。

  • 2週間前、3月8日、お尻からイボのようなものが出ているのを見つけて市販の痔の薬を買って飲んでみたが全然良くならず、大きくなってきたので12日に家族がかかりつけの医者に行ってきた。

    先生は触診でイボではないことを発見して大腸の中を内視鏡で見てくれた。

    カメラに映る自分のお尻の中はびっくりするほど汚かった。

    それを見た先生は即座に癌だね。と告知した。

    こんな簡単に告知をするのかと思ったが、命に別状はないので告知したのだろう。

    それから大きな病院の紹介状を書いてくれた。

    癌かもしれないとも思っていたが、癌家系でもないし癌になんかなるはずがないと思っていたからショックだった。その晩はなかなか眠れなかった。

    まぁ痛くて眠れない日も多々あったので別に問題ではなかった。

    1週間後の19日、月曜日、小倉にある医療センターに紹介状を持って行ってきた。

    そこの先生は痛がる自分のお尻に指を突っ込んで触診をした。

    癌らしくない癌だという事だったが心電図、血液、CTの検査をして、リンパに転移があるのを診て癌だと言った。

    そして手術に向けて準備をしましょうという事になった。

    問題なのは人工肛門、ストーマになるという事だった。

    ヨガはできるのだろうかという事がまず頭に浮かんだ。

    そして、病気などをあまりしないで健康であるという事を過信していた。

    昔ネパールを旅していた時、観光地で現地のヨギが寄ってきて病気だからと言ってお腹を見せてくれた。お腹に五百玉くらいのコブができていた。そして当然のように薬を買うからお金をくれと言ってきた。

    ヨギなら自分で治せ!

    と思ってお金を上げないでその場を去った事を思いだした。

    ヨガをしていて癌になるなんて、自分を見つめ直す良い機会なのかもしれない。

  • メンズヨガ

    女性ばかりのクラスの中に混ざってヨガをするのはちょっと、という声をたまに聞く。

    北九州ヨガセンターは少人数なので男性も混ざってヨガをやりやすい。

    女性と男性では違いがあるから、ただ雰囲気の問題だけではない。

    男性は硬くて女性は柔らかい。パワーヨガのように動き続けるヨガは男性が1秒で限界に達したとしても女性は2秒かかったりする。そういう微妙なバランスが合わなかったりする。

    身体が硬いと深く曲げたりすることができないけれど、伸ばすところを伸ばし曲げるところを曲げることはできる。逆に柔らかすぎると、維持するのが難しく曲がりすぎ、伸びすぎてしまってバランスを崩してしまう。

    どちらがバランスが取りやすいのかというと身体が硬いほうがバランスが取りやすくヨガらしいと自分は思う。柔らかすぎると一見できているように見えるがバランスが崩れていてヨガらしくない。だから逆にいうと柔らかい人がヨガをしてバランスを維持するのはとても大切な事になってくる。

    マインドフルネスが世の中に広がりつつあり、それに伴って男性がヨガに目を向け始めている。身体が硬い男性を見ていると日常でも身体を動かすのがきついのではないかと思う事がある。身体の自由が利かなくなったお年寄りのようでもある。身体がきついと心もきつくなってくる。

    だからただ柔らかくなるためにヨガをするのではなく身体のバランスを維持し、少しずつ柔軟性がついてくるようにヨガをするといい。左右のバランス、上下のバランス。そして身体を使っている部分と使っていない部分のバランスが大事になってくる。そんな事をレッスンを通して自分の身体を使って学んでいってほしい。